(1/25追記)この職業バランス調整が1/14に日本でも実施されました。しかし、受動技4の調整後の技能は中国版と異なり「通常攻撃を受けた際に現在の反撃範囲ダメージの20%を反射(会心可)。」となりました。その結果、反射の対象は「通常攻撃」「仲間のダメージ」の2種類です。
あくまでこの記事は中国版の職業バランス調整に基づいた記事で、日本版とは異なる点をご了承ください。
背景:中国で斧にアップデートが入りました。
アップデート概要
さて、先日中国版にて大型アップデートが入り、職のバランス調整が行われました。対象は、戦神(斧)・魔王・獣王・霊尊です。この記事では、戦神の受動技4「反射」のみを扱いますので、その他の詳しい内容はこちらをご覧ください。
その中で特に筆者が心躍ったのがタイトルの通り斧の受動技4「反射」の調整です。
反射のアップデート内容
現在:攻撃を受けた時、現在の通常攻撃ダメージの60%を反射する
調整後:攻撃を受けた時、現在の反撃ダメージの20%を反射する(会心可)
※反射と反撃は別物です。この反射は斧にのみある受動技で、剣にはありません。
従来は使い道ほぼなし
唯一と言っていいほどの使い方として魔法の杖発動中でも「反射」は発動するのでそれとロウソクを組み合わせて月下湾の死亡免疫中に受ける魔法の杖を踏み倒す、という方法がありますが(参考:月下湾(三日月)の性能と裏技的活用法)火力リソースとしてはとてもじゃないですが使えたものではありません。同じく受動技で追加ダメージを発生させる弩とは比べ物にならない性能差であると言わざるを得ません。
調整後
しかし!!!それが中国版で今回覆ろうとしています!!!その内容が
攻撃を受けた時、現在の反撃ダメージの20%を反射する(会心可)
というものです!!!……誰がここまでしろと言った???
雑にいうと、通常攻撃以外でも被ダメ時に反撃ダメージの20%を反射ダメージとして相手に与えるというものです。しかも会心も入る。どれくらいやばいものなのか、それを把握していないと今後斧に対してかなり不利を強いられるでしょう。
そこで、今回は来たる斧の調整に向けて皆さんが把握しておくべき「反射」の対象を3つ紹介します。
反射対象の調査結果
調査条件
与えるダメージのほとんどが反射によるものであるように調整してあります。
- 装備:会心率0%、反撃率30%(受動技)
- 仲間:無し
- 技能:武装解除のみ
弩の受動技:反射します
当たり前と言えば当たり前の話ですが、この後書く対象とならないものの説明のためにあえてここで説明します。
相手に発生している白ダメージが反射です。発生回数の多さは圧巻ですね。

相手が弩の場合、通常攻撃1発毎に7発攻撃が発動し、全てに対して反射が発動します。
- 通常攻撃
- 連撃
- 連撃に対する追加ダメージ×3
- 通常攻撃に対する追加ダメージ×2
弩の攻撃速度は秒間で4.3発、背飾り能力で強化した場合4.48発、黒羽の最大スタックでは5.8発発射されます。もしあの調整がそのまま日本版にきた場合、反射でのダメージがものすごいことになります。
やばいですね!
仲間ダメージ:反射します
「弩じゃないから大丈夫だ〜」って思ったそこのあなた。油断してはいけません。斧の反射の範囲は仲間ダメージにも及びます。

はい、この通りです。お互い武装解除が入っているため、発生するダメージは全て仲間ダメージによるものとそれへの反射のダメージです。
魔だろうが剣だろうが鞭だろうが必ず仲間を入れていると思いますが、それら全てへ反射が発生します。今までとは違い、反撃係数を参照する会心可能のダメージです。たとえどの職であろうとも一定のダメージが見込めます。
やばいですね!

斧目線だと、現在仲間ダメージが反撃の対象にならないので、鞭職は苦手です。
ただ、このアプデが来たら、最も相性が良くなる可能性もあります。
仲間連撃:反射します
「今まで有利取れてたから多少のダメージが増えたところで」と油断している鞭職の皆さん、悲報です。仲間連撃、反射します。

仲間ダメージの画像の比較してもらえれば分かるかと思いますが、明らかに白ダメージが増えています。つまり、鞭職は仲間の数×(仲間ダメージ+仲間連撃)の分だけ反射ダメージを受けることとなります。
今までサクサク狩れていた斧からのダメージがとんでもないこととなります。弩ほどではないですが、かなり痛いダメージとなるでしょう。
やばいですね!
飴ガトリングの追加ダメージ:未調査
検証方法が今ではできないものであること(技能ダメージ参照であったころのかぼちゃの降り方での比較)、また飴ガトリングを使う人はもうほとんどいないであろうと言うことを踏まえて割愛します。
斧の反射:反射しません
このなんでも反射するように見える斧の受動技4ですが、私が検証した範囲では唯一反射していなかったのがあります。それが、斧の反射です。

仲間ダメ+反射の被ダメ

仲間ダメオンリーの被ダメ
2つの画像を見比べれば分かりやすいですが、反射は大体同じダメージが発生するのに対して仲間ダメージはそれぞれのダメージ倍率が設定されておりバラバラのダメージが発生します。そして、左側(私)が受けるダメージはほとんどバラバラであり、反射ダメージは通常ダメージへの反射のみ発生していると言ってもいいでしょう。
つまり、反射への反射は発動しません。上記にあるように弩の受動技に対して反射は発動しているので、受動技だから、ではなく反射だから反射が発動していないのでしょう。
まとめ
中国版と日本版には彫像の仕様差があるため、流石に日本版で全く同じ調整が来るとは思いませんが、反撃係数を参照とするダメージであればめちゃくちゃ大きな差はないかと思います。
日本では彫像で反撃ダメージ乗算を厳選することができますが、中国版では反撃ダメージ加算であるため、この記事でまとめたほど大きなダメージにはなりません。
しかし、この調整でかなり斧は強くなります。この前の弩強化と見せかけた剣気ノコ派生弱体化を大きく上回ってなおお釣りのあるトンデモ強化です。
他職の皆さんは一度対斧構築を見直してみてはいかがでしょうか?
そして是非!一緒に斧をやりませんか!!!多分きっととても楽しい未来が待っています!
私はDiscordの斧スレでいつでもお待ちしております。

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