武道会の上位の戦いにおいて、神器「万剣帰来」(通称ケン助)が猛威を振るい始めています。
しかしケン助を競技場などの一対一のPvPで使用しても、ライバルとなる神器「ピクセル宇宙」と比べてパワー不足に感じるでしょう。
なぜ武道会でケン助が強力になり得るのか、ピクセル宇宙と比べて優れている点・劣っている点などを解説していきます。
基本的なケン助の性能・評価は以前の記事をご参照ください。
武道会にて特に強力となる性能
ケン助は戦闘中、11秒ごとに技能・通常攻撃・連撃・反撃ダメージ(ダメージ無効を無視)の4連撃を全ての敵に与えます。
それを踏まえてまずはこちらをご覧ください。

攻め側(左)のチームの一人がケン助を使用した際の武道会の試合です。
開始1秒過ぎに相手前衛の体力が6割ほど減っており、これが開幕のケン助によるダメージです。
ダメージ表記の部分をスローで見てみましょう。

4万M台の会心ダメージが通常攻撃ダメージ部分、2万M台が連撃部分、475Bが反撃部分です。
使用者が反撃会心型であり、技能ダメージ部分は非会心の白ダメでほぼ見えないため無視します。
通常・連撃・反撃のセットが2回発生していることが分かります。
なぜ1度の発動で2度ダメージが発生しているかというと、ケン助の攻撃が『すべての敵』に『範囲ダメージ』を与えているからです。つまり、もう一人の敵に飛んだケン助の攻撃の範囲に巻き込んで、二重にダメージを与えているということです。
これにより、二人チーム相手の場合に限りケン助の攻撃性能はほぼ二倍になります。
この効果を利用し、開幕のケン助によって一気に勝負を決めるというコンセプトでチームのビルドを組むというトレンドが新たに生まれつつあります。
ピクセル宇宙などによる強力な攻撃で一気に勝負を決めるという戦法は今までもありました。それと比較してケン助を使うことの利点はなんと言っても発動の早さです。試合は相手を早く倒した方が当然勝利となります。どちらも相手を倒せる威力となるのであれば、ケン助を選ばない理由がありません。
ケン助チームの組み方
ケン助はその発動の早さ故に、開幕の職業技能や百斬千鎖などの強力なバフ・デバフの効果が間に合いません。そのため間に合うバフを意識してビルドを組むとその威力を最大限に発揮することができます。
ビルド案
職業: 斧・長弓
技能: 稲妻奇襲・煙幕弾・狂風通道・天下の罠
仲間: 隠宝竜・ミミック・その他(会心率・ダメージ係数を上げるもの)
背飾り: 時のプリズム・光の王
騎乗: チーター・定春
神器: 万剣帰来×2
ペット: クワジーロ・蛍夜トト
星将: [メイン]サクラドリーマー [サブ]秩序の守護者・無畏の飛鳥
とにかく開幕の一撃に全てを賭ける構成です。一発で相手を死亡・死亡免疫に持っていくことだけが求められるので耐久はほぼ必要ありません。
耐えられたら終わりと言ってもいい戦法なので誰でもできるという訳ではなく、基本的にトップクラスに近い戦力が求められます。
対策
この戦法への対策はどうすればいいのでしょうか。
- シンプルに耐える
耐久力で耐えてしまえばケン助の「早さ」のアドバンテージはなくなります。
会心無視で会心を避けることができれば被ダメージは大きく減らせるでしょう。
ピクセル宇宙のチャージ状態でのダメージ減少も効果的です。 - 月下湾で即死を防ぎ、その後立て直す
チーターだと先に死亡免疫が発動すると負けが決まってしまうため、月下湾で耐えている間になんとか有利な状況に持っていく。
最後に
死亡免疫付きの神器(クロノループ)を待つ

これが一番の対策かもしれません。
コメント