この記事では、ステージや試練などPvEコンテンツに対して回避を盛り全て躱すビルドを紹介します。
PvEにおける回避の基礎知識
必要な回避
ボスの攻撃を全て回避するためには217%ほど必要と言われています。ただ難易度が上がっていくとそれ以上の回避が必要になります。
具体的には、啓示8〜9頃から少しづつボスの回避無視が上がっていき回避が220前後必要になります。武魂試練なども階層が上がるにつれて回避無視が上がります。
深淵の門のボスでは回避無視95%を持っており、完全回避するには回避が262%必要となります。現在私が今神跡IVにいますが回避242%~247%必要になっているので、このことからも恐らく神跡Xでは回避が262%必要になると思われます。
これを踏まえてビルドについて説明したいと思います。
必要な回避を実現するために
装備・背飾り・神器付魔の厳選が必要です。足りない場合は、背飾り「背後霊」や仲間「ロボドラゴン」が有効です。
部位 | 必須/任意 | 数値 |
---|---|---|
騎乗の効果(ランク7) | – | 30% |
装備(EX+) | 必須 | 48%程度 |
背飾り能力 | 必須 | 120% |
神器付魔 | 必須 | 1.5%〜必要な分だけ |
仲間(ロボドラゴン) | 任意 | 5% |
背飾り(背後霊) | 任意 | 20% |
装備
デジモンコラボの「ベルゼブモン:ブラストモードの翼(通称:黒羽)」をもっているかどうかによって2パターンに別れると思います。
ベルゼブモン:ブラストモードの翼(通称:黒羽)の性能

通常攻撃を行うごとに自身の攻撃速度1%増加、最大30回までスタック
最大までスタックすると会心確率が20%増加し、最終会心ダメージが20%増加する。
所持している場合
黒羽の効果で会心が20%追加されるため、装備は反撃回避7ヶ所・会心回避3ヶ所で構成します。
所持していない場合

突破商店の背後霊が使えます。
回避+20%、回避発生後、攻撃+20%、持続2秒
背後霊は回避を20%あげてくれるため、反撃回避・会心回避からそれぞれ4部位回避を減らし、会心を4部位増やすことが出来ます。
背飾り能力
背飾りにおいて大事な部分は以下の2点に限ります。
- 回避が120%盛れる
- 昇華により会心率が20%獲得出来る
回避ビルドは耐久を全て捨て、躱すことに特化しているため一撃でも食らうとお終いです。
なので、回避120%と昇華を併用できない場合、回避100%程で抑え、昇華を取る形になります(※後述する神器付魔の厳選がとても重要になります)
さて、ここまでで回避の合計値は装備が48%程、背飾り能力で120%騎乗のランク効果でさらに30%程あると思います。つまり、現在198%程の回避が確保出来ていることになります。217まで後少しですね。
技能
技能の説明に入ります。回避ビルドは黒羽や昇華の都合上時間が経つにつれてバフが完成します。遅延については時空胞子のレベルによって変わります時空胞子実装前は最後の10秒をできるだけフルバフ乗せて叩く形にしていました。
遅延秒数 | 職技 | 天罠 | 分身 | 煙 | 百斬 | 狂風 |
◯秒 | 1秒 | 6秒 | 4.5秒 | 5秒 | 9秒 | 0秒 |

ステージの戦闘時間が私は時空胞子のレベルを上げているため9S伸びており、現在のステージの戦闘時間は48S。30sで昇華の会心20%が発動するので残り18sになる時に2回目の分身が発動するよう調整します。
煙幕弾と職業技能は分身と同時に発動するよう技能に遅延を入れ、その他は分身発動前に技能エフェクトが終了し、バフが分身に乗るようにします。
回避ビルドでは2回目の分身に全てを込めて叩きのめすのが全てなので詩と往くの技能リセットはCT時間がズレてしまうため非推奨です。
仲間
基本的に仲間はこちらです。

弓の人は歯磨き粉をバナナを入れ替えてください。ただ、筆者は弓の仲間についてはあまり詳しくないので、攻撃速度の上がる「侠力ク鳥」などと入れ替えたり試してください。
回避ビルドは火力が足りないので火力を補う形になります。とはいえ最低条件である回避が揃わないとどうしようもないのでその場合は仕方が無いので「ロボドラゴン」を入れることも可能です。その場合はジンジャークッキーと交換しましょう。

武魂・覚醒の書
優先順位は以下のとおりです。
- 武魂:反撃乗算=ボスダメ>攻撃=会心ダメ>HP
- 覚醒の書:攻撃>会心ダメ>通常>HP
騎乗・神器
騎乗は基本はオートバイクで火力を底上げします。黒羽も背後霊も無いって方は会心率を増やす要素が少ないので突破商店の焚寂破心で会心率を盛るのもオススメです。
神器については敵の攻撃速度を下げたり行動を止める効果のあるもの(千層塔や魔法の杖)を除いてください
ペット
こちらはPVEでよく使われるガニランでいいです。ボスダメや激怒などを積んだものをご用意ください
神器付魔
装備・背飾り・仲間で目標の回避に数値が届かない場合は、神器付魔を厳選して補います。
厳選の仕方
神器付魔の厳選については強化コストの低い濃いオレンジの付魔で行うのがコスパがいいです。
回避は1.5~3%の初期値がありますが1箇所2%位として考えます。六ヶ所用意するだけで12%。 1回のステータスアップで約2%ほど上昇するので4レベにして回避が1回増えたものを6箇所用意するだけでおよそ24%程賄えます。全箇所2回成功くらいできるとおよそ36%ほどになります。8レベまでは全然コストもかからないので2回成功するまで繰り返すのもありです。
今回は2回成功で考えます。
これで198+24=222
217に到達です、
まとめ:理想の回避ステータスを求めよう
背飾り能力の昇華を取った上で回避120取るには足りないっ!って人は、神器付魔の厳選でカバーすることになりますので3回成功、4回成功をめざしてください。
ちなみに筆者は5回成功も作っており、付魔だけで62.9%持っております。これだけ持っていると昇華アリで回避 262まで盛ることができます。ただ、火力との両立がなかなか難しいため、筆者のステージ攻略では回避242まで下げて火力に振っています。
執筆:S347 nois
コメント
一般的にPVEの多くは弩優位だと思いますが、ステージや試練は斧の方が進みやすいのですか?
どうも、筆者のnoisです。この質問への答えとしましては、正直私と同水準まで来れてる人が居ないので判断しかねます。同じ水準ならば弓の方が強いのではと思っておりますが、一応斧にはPVE限定のダメージ乗算があるそうです。一概にどちらがいいかは分かりません。
私は斧であらゆるPVEを行ってるただの変態です。記事が斧目線のものになってるのはそのためです
いつもとても参考になる記事ありがとうございます!楽しく見させていただいております。
質問なのですが回避と回避無視の計算方法はどの様になっているのでしょうか?
回避無視95%に対する回避率262%というのが分からず・・・
計算式は(回避-回避無視)^0.9
となってます。
敵の回避無視の数値は知りようがないのでこちらの回避をあげて被弾率からざっくり調べてます
恐らく敵の回避無視は5%刻みで上下しています。
例えば回避無視が
10%の敵の場合177
15%の敵の場合182
20%の敵の場合187…
という感じで5%ずつ必要な回避が増えていきます。この5%刻みの数値になった時に完全回避できるかという感じで調べてますね
ちなみに雑魚敵は回避無視が10%なので必要回避は177ボスは20%なので187必要となります(ボスは難易度に比例して徐々に回避無視が上がりますが終盤辺りにならないと上がり始めません)
ここまで細かく説明しましたが、要するに敵の回避無視とこちらの回避の差が167あれば完全回避となります
ご回答ありがとうございます!
非常に分かりやすいご説明で感激です!
神器については敵の攻撃速度を下げたり行動を止める効果のあるもの(千層塔や魔法の杖)を除いてください とありますがこれは何故でしょうか?止まったり遅くなるならプラスにはなってもマイナスにはならないんじゃないかなぁと思ったのですが
会心がどうしても低くなる以上、時間制限に追われることになります。斧の火力リソースが相手の攻撃タイミング依存であるため、少しでも相手の攻撃が阻害されると時間が厳しいものになります。そう言った関係で相手の攻撃を妨害するものを排除してくださいとしてあります。
他の職ではあれば問題はありませんが、斧特有の問題ですね